いわて奥州牛は平成18年に水沢牛・胆沢牛・衣川牛・金ケ崎牛の4銘柄が統一して誕生いたしました。奥州牛の定義として、JA岩手ふるさと管内で飼育された黒毛和種で、農協を経由して出荷したものの中でも日本食肉格付協会の肉質等級が4及び5等級に格付された牛肉のみを「いわて奥州牛」と呼びます。
年間出荷頭数約1800頭、4・5等級率75
%、東京食肉市場を中心に上場販売しており、仲卸や買参人から脂肪の良さと肉のキメの細かさは大変好評を得ております。
ほぼ岩手県内から素牛導入しており、「生まれも育ちも岩手」と一貫した生産体制にあり、統一された飼養管理表を基に熟練した飼育方法で一頭一頭丹念に育てています。
の定義
奥州牛とは岩手ふるさと農業協同組合が指定する産地において肥育管理され、岩手ふるさと農業協同組合を経由して出荷された次の肉用牛をいう。
日本食肉格付協会の肉質等級4及び5等級”かつ、歩留等級がA及びB
品 種 | 黒毛和種 |
---|---|
出 生 地 | 全国和牛登録協会発行の子牛登記書又はこれに準ずる証明書により出生地が確認できるもの |
肥育期間 | 出生からと畜までの期間内において、指定産地内での肥育期間が最長であり、最終飼養地が指定産地であるもの |
格付基準 | 社団法人日本食肉格付協会の定める肉質等級が4以上であり、歩留等級がA又はBのもの |
社団法人日本食肉格付協会で、食肉を格付しています。
歩留等級歩留基準値は式により算出され、ABCの3段階に分け、歩留基準値72以上がA、69以上72未満がB、69未満はCと格付されます。
肉質等級「脂肪交雑」「肉の色沢」「肉の締り及びきめ」「脂肪の色沢と質」の4項目を5〜1の5段階で評価して格付が決まります。